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A requiem [芸術]

先日、体調が良かったので森村泰昌の展覧会に行ってきました。

事前にある程度の情報は得ていたので凄い驚きはありませんでしたが、
なかなか良い展覧会でありました。

展覧会は二部構成になっていて一番気に入ったのは、第一部の
海の幸・戦場の頂上の旗」というVTR作品の空の色彩でした。
当然多くの処理はされているのでしょうが、あの夕日には吸い込まれていきそうな感覚を覚えました。

第二部は好みの問題もあろうかとは思いますが、
あまり釈然としないものを感じたのでした。

ではまた。


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ゲルハルト・リヒター [芸術]

先日、ある女性とのやり取りの中でゲルハルト・リヒターの名前が偶然にも浮かんできたのでした。
それは写真絵画の境界線について考えていた時でした。

彼は現在、ドイツ最高峰の画家と評されています。
3、40年における彼の画業の中で、常に作風を変化させてゆきました、
そして日々変化し続けてているのです。

抽象的な作品、写真を引き伸ばしそれを暈かしを入れつつ精密に描写した絵画、果ては電子顕微鏡の映像をキャンバスに描いた絵画など次に何が出てくるのか全く理解不能な、まるで子供おもちゃ箱のような才能を彼は持っているのです。

パリのポンピドゥー美術館で彼の抽象絵画に接しました。
4m×5m程の作品でした。鮮やかな色彩が何層にも塗り重ねられ、引き延ばされていました。
最初はその作品の大きさと色彩に圧倒されていましたが、次第に不可思議な感覚がこみ上げてきました。それは自分がその作品の鮮やかな色彩の中で浮遊し、その浮遊している自分を作品全体とともに
外から自分が鑑賞しているのです。

時々作品の中に自分が侵入してしまった感覚を持つ時はありますが、このように入った自分をまた別の自分が第三者として観察しているという感覚は初めてでした。夢うつつとも違う、完全な覚醒下での出来事でした。何か解脱の一種のような感覚とでも言えるような…。

たぶん作品の大きさ、色彩、そして真っ白な空間とで明るい照明等が偶然にも作用し、自分の脳に特殊な刺激を与えたため、そのような感覚を持ったのでしょう。初めての経験でしたので驚き、しばらく作品の前で佇んでいました。

こんな素晴らしい体験を与えてくれた彼の作品に感謝します。
まだまだ彼の作品について語りたいのですが、それは別の機会に。

ではまた。

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ArtePiazza [芸術]

先日、美唄市にある芸術空間「Arte Piazza」に行ってきました。

札幌から特急で45分,そしてバスで2,30分のロケーションです。
札幌から美唄駅の前にたどり着いたときには,少々不安になりました。
失礼ながらもこの街にあの美術館があるのかと思える程、駅周辺には人々の動きが見当たりませんでした。

そして数人の乗客のバスに乗りArtePiazzaに向かったのでした。
バスの乗車時間は20分程でしたが,中から見かけた住民はほんの10人程。
周囲の自然は美しく豊かでしたが,一地方都市に住む私から見ても,
正直動揺してしまうような様子でありました。

すると突然目の前に,あのテレビで見て感動を覚えた風景が広がりました。
そうあの憧れの「ArtePiazza」の空間なのです。
一見すると,あの本城直季のパノラマ写真のようにこじんまりした印象を持ったのですが,
いやいや実際に歩いてみるとその大きさに驚きました。

この空間には,所々に安田侃の彫刻作品がちりばめられています。
すぐに見つけられる場所にある作品群,そして散策して初めて対面できる作品群。
これらが完璧に風景と調和しているのです。

またその調和が,綿密に計算されていると思われるのです。
なぜなら写真を撮ろうとファインダーをのぞくとそこに完璧な構図が出現するからであります。
ということは,実にカメラマン泣かせな空間だと思います。
誰が撮影してもある程度のレベルの風景は写ってしまうのですから。

また偶然にもギャラリーで、30年前の森山大道の写真展が開催されていました。
まだまだ北海道初心者の私には,かつてのこの地の様子を垣間見ることができ,とても興味深い体験ができました。先日北海道を撮影した彼の最新作を見ることはできなかったことが非常に悔やまれますが…。

唯一残念であったのが,車でこの地を訪れなかった点であります。
どうしてもバスの時間が気になってしまいたびたび集中を切らしてしまったのです。
次回この地を訪れるときは必ず車で来たいですね。

多くの国々の美術館を訪れましたが,これほどの感動を覚えたのは初めてでした。
the best of bestと言えるのではないでしょうか。
帰りのバスの中で,最初この地に降り立ったときに考えていたことを思い起こし、自分の愚かさを再認識しながら帰路に着いたのでありました。

ではまた。

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Kafka [芸術]

今カフカについての論文を読んでいます。

昔彼の作品を読みましたが,もう一度読まなければなりませんね。

では。

http://prima-di-andare-a-letto.blogspot.com/
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ル・コルビュジエ [芸術]

本日ル・コルビュジエの展覧会に行ってきました。

それほど大きなものではありませんでしたが,彼の作品の中での展覧会でしたので,

より一層楽しめました。

では。

http://prima-di-andare-a-letto.blogspot.com/

干し草車=ランドローバー? [芸術]

今日テレビイングランドの風景と絵画についての番組がありました。取り上げられた芸術家はコスタンブル、ターナーそしてモリスで、彼らの作品とイングランドの風景との関係性について述べられていました。番組としてもイギリス好きを十分満足させるものであり、だめ押しとしてリンボウ先生も出演されていました。

その中で特に印象に残ったのはコスタンブルの「干し草車」という作品でした。この作品はイングランドの田園風景を描いた作品で、イギリス人の考える原風景を表している代表的なものだそうです。左手に田園風の建物が描かれ、右手には浅い小川が流れています。その中を馬に引かれた干し草車が進んでいます。これを見た瞬間私は、「もしかしてこの干し草車は現代ではランドローバーがその役割を果たしているのではないか」と思いつきました。一般的な考え方では、干し草車が川の中を進むことはあまりあり得ることではありません。しかし彼等イギリス人にとっては多分普通のことなのでしょう。ですから現代の干し草車の役割もなしているランドローバーは、彼らにとっては浅い小川の中を走行することなど朝飯前にできなければならないのでしょう。それはランドローバーの出生を考えれば当然のことなのかもしれません。

最もイギリスらしいクルマは何か、と尋ねられたら私は即座にランドローバーと答えます。その出生を辿ればイギリス人の原風景にまでさかのぼることができるクルマはランドローバーしかあり得ませんから。


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