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ゲルハルト・リヒター [芸術]

先日、ある女性とのやり取りの中でゲルハルト・リヒターの名前が偶然にも浮かんできたのでした。
それは写真と絵画の境界線について考えていた時でした。

彼は現在、ドイツ最高峰の画家と評されています。
3、40年における彼の画業の中で、常に作風を変化させてゆきました、
そして日々変化し続けてているのです。

抽象的な作品、写真を引き伸ばしそれを暈かしを入れつつ精密に描写した絵画、果ては電子顕微鏡の映像をキャンバスに描いた絵画など次に何が出てくるのか全く理解不能な、まるで子供のおもちゃ箱のような才能を彼は持っているのです。

パリのポンピドゥー美術館で彼の抽象絵画に接しました。
4m×5m程の作品でした。鮮やかな色彩が何層にも塗り重ねられ、引き延ばされていました。
最初はその作品の大きさと色彩に圧倒されていましたが、次第に不可思議な感覚がこみ上げてきました。それは自分がその作品の鮮やかな色彩の中で浮遊し、その浮遊している自分を作品全体とともに
外から自分が鑑賞しているのです。

時々作品の中に自分が侵入してしまった感覚を持つ時はありますが、このように入った自分をまた別の自分が第三者として観察しているという感覚は初めてでした。夢うつつとも違う、完全な覚醒下での出来事でした。何か解脱の一種のような感覚とでも言えるような…。

たぶん作品の大きさ、色彩、そして真っ白な空間とで明るい照明等が偶然にも作用し、自分の脳に特殊な刺激を与えたため、そのような感覚を持ったのでしょう。初めての経験でしたので驚き、しばらく作品の前で佇んでいました。

こんな素晴らしい体験を与えてくれた彼の作品に感謝します。
まだまだ彼の作品について語りたいのですが、それは別の機会に。

ではまた。

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Bad Lieutenant [音楽]

やっと楽しみにしていたBad LieutenantのCDが届きました。

New Order なき後(多分)楽しみなバンドはこのバンドしか残っていません。

NME紙によると、「New Orderよりももっと生き生きとしたサウンドである」らしいのですが…。

早く聞かないと。

ではまた。

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モノクロ写真2 [写真]

大変ご無沙汰してすいません。
予想外の忙しさでしたので…。まだまだ続きそうですが、できる限り更新してゆきます。

さて、しばらく前からモノクロ写真の引き伸しをしています。
まだまだ超初心者なのですが、でも僅かずつ思い通りのものに近づきつつあるのがとても嬉しいです。

ただ現像・プリントでは見逃してしまうようなネガの素晴らしさが再発見でき、今までの撮影したものをもう一度再検討しようかと考えています。大発見があるかも…。

新たに撮影に行けないのが、非常に残念です。
でもまだまだ勉強しなくては。

ではまた。

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イタリアのレストラン [イタリア関係]

 イタリアには当然ながらイタリア料理を専門にする無数の料理店があります。上は「超」が三つも四つもつくような高級なレストランから、とてもお手軽に食事ができるターボラ・カルダまで多種・多様なお食事何処が存在します。個人的にはイタリア料理は最も好きな料理の部類に入るのですが、残念ながらみなさんに紹介できるようなレストランには行ったことはありません。しかしレストランで、普段あまりお目にかからない体験をしたことがありますので、そのことをお話したいと思います。

 1998年の3月、3年ぶりにイタリアを訪れました。知り合いの紹介で身分不相応でしたが、ポンテ・ヴェッキオのたもとにあるホテルに破格の価格で宿泊することができました。その旅はモンツァ、ジェノヴァ、シエナと周り、フィレンツェが旅の最終目的地でしたので、最後に美術館や街をゆっくり巡りこのイタリア旅行を締めくくろうと思っていました。夕食の時間が近づき、旅の記念にとホテルのフロントでレストランを紹介してもらいました。そこはサン・スピリト広場に面しているところでした。いつものことながら空腹のため、イタリア人の平均的な夕食時間より1時間ほど早く到着しましたので、観光客が多いフィレンツェであってもまだ食事をしている人はほとんどいませんでした。そして席に着くとすぐにイタリア人と思われる女性もまた同じ席に案内されてきました。自分は気がつきませんでしたが店の人曰く、私の後ろにいたので一緒に来たと思ったらしかったのです。少々気まずい雰囲気になりましたが、成りゆきでそのままその女性と一緒に食事をすることになりました。イタリア語が多少話せるとはいえ、初対面のイタリア人女性と2人きりで食事をするような機会は初めてでしたが、これもまた旅の愉しみと割り切って彼女と話しを始めました。するとなんという偶然か、彼女はヴェネツィア東洋大学で日本語を学び、日本にも数回来たことがあるということでした。これを聞いて何か肩の荷が降りたような気持ちになり、一気に緊張がとけました。日本語で話したい様子でしたがここはイタリアだからと私が強引にイタリア語で話し続けました。彼女は大学を卒業後、日本関係の企業には就職することなく地元の企業に就職し、出張でこのフィレンツェに来たと言っていました。そして食事も終わり一緒に店を出ました。まだ早い時間でしたのでバールでも行こうかと誘ったのですが、明日早いからとやんわりと断られてしまいました。仕方なく当たり障りのない話をしながら、彼女が滞在していたホテル近くのサンタ・トリニータ橋まで送って行きそこで別れました。
 
 今となっては彼女の名前も顔も覚えていません。そして当然、住所など知りません。元気に過ごしていることを願うだけですが、しかし彼女との出来事だけはたぶん一生忘れないでしょう。とりたてて言うことのない普通の生活を送っている私でも、こんな映画のような経験をすることができるなんて、人生はまんざら捨てたものではないですね。


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